入院患者がいるような大きな病院の場合には、常に快適な空調管理が必要であるため、一般的には24時間止める事はありません。このような病院に取付ける業務用エアコンには、いくつかの必要な機能があります。病院に取付ける業務用エアコンに必要な機能の1つに、省エネ機能が挙げられます。エアコンが常に稼働する状態では、月々の電気代が心配になってしまうかもしれません。
特にすでに何年も使っているような古いタイプの業務用エアコンが取付けてあるようであれば、運転効率も下がり、電気代が設置当初よりも高くなっている可能性も大いに考えられます。このようなことから、病院に取り付ける業務用エアコンには、省エネ機能が欠かせないのです。省エネ性が高いと言う事は、機器の劣化も防ぎ、電気代の節約にもなるでしょう。以前と比べて冷暖房の効きが悪い、電気代が高くなっているようであれば、省エネ機能が内蔵されている機種に交換した方が良いともいえます。
省エネ性能はどうやって見極めれば良いのかと言うと、APFと呼ばれる数字が1つのポイントです。日本語に訳すと通年エネルギー消費効率と呼ばれるものであり、1年間使ったときに割り出される冷暖房能力のことを表します。数値が大きければ大きいほど少ない電気量で冷暖房効果が得られ、省エネ性能が優れているということです。これから省エネ性能の高い商品を取り付けたいと考えている場合には、カタログにAPFが記載されているので、これを確認しましょう。