ギリギリになってから慌てても手遅れという事案は世の中にいくつもありますが、近年の日本においてエアコンの取付もその一つになっています。家が住めないぐらい暑くなってしまうのも問題ですが、開店したお店がのエアコン設置が遅れて店の中が暑い状態になっては商売どころではありません。この問題の原因は、一つには頼めばすぐやってくれるだろうという意識があるからです。エアコンの設置に時間が掛かる意識が足りていないのは問題ですが、夏以外はそうでもないところがこの認識のトラップなのでしょう。

そしてエアコンにも二種類あり、家庭用エアコンは場合によっては自力で取り付けられる、というのも一つの要因でしょうか。かなりむずかしいですが経験者であれば不可能ではありません。しかしこれが、天井や壁に埋め込んである業務用の取付だと話が違ってきます。もの自体の重量も相当なものですし、作業場所が高所なので素人がどうにか出来るものではありません。

そんな状況で工事に行けるのは一か月先です、と言われたらお先真っ暗になってしまいます。業務用はプロ仕様だから広い店内を涼しくしてくれる事、そしてその取付は誰にでも出来ないから業務用なのだということを理解しておきましょう。一応解決策としては、サービス会社に多少心付けをしてお願いしてみる、というものがあります。相手も人なのでやってくれることもあるはずで、もし来てくれるなら扇風機や飲み物をたくさん用意して作業をサポートしましょう。